九尾の狐からのサプライズ⁈
去年から参加したかった、那須町 御神火祭に行ってきました。
御神火祭の起源は、過去数回の大噴火を起こし多くの犠牲者を出した那須岳の怒りを鎮める為、茶臼岳の火を採火し、「御神火」として崇めるようになり、いつしか無病息災、豊作を祈る祭りになったということです。
先ずは、キツネに変身❣
フェイスペイントのサービスは誰でも無料でしてもらえます。
不思議な事にキツネメークをしただけで見学者から参加者の気分になりますよ🎵
白装束にキツネの面をつけた氏子が(500円で衣装と面を購入し、誰でも参加できます。今回は150人ほどの地元の人、観光客が参加してました。)松明行列を作り御神火に火を灯します。
郷土芸能の「白面金毛九尾狐太鼓」の演奏が行われ見る人を妖の世界へと誘っていきます。
私は大田原市の屋台祭りに毎年お囃子方として参加しているのですが、屋台祭りと御神火祭の違いは、狐の顔になり松明を持ち行列することによって、誰でも祭りの主役になれるところではないでしょうか。
リピーターが多いというのも頷けます。
観光客を上手く巻き込んで楽しむ祭り運営はさすが観光地那須町だなぁと只々感心しました。
大田原市のお祭りでもここの所を取り入れて、また来たくなる参加型の祭りを考えて行きたいと思います。
余談ですが、祭りまでの時間、神社の周りを散策していると、氏子姿の主人の母を発見。
「 お母さん🎵 」と呼びかけると母はしばしキョトンとして(キツネメイクで私だとすぐにはわからなかったようで(^^;;)
そのあと、「 のりこさん❣」といって、そしていきなりハグされました(*^^*)
この家に嫁いで、二十数年間、手をつないだ事もないお母さんからのまさかのハグ♡
ビックリしたけど嬉しかった❣
九尾の狐さんからのサプライズプレゼントでしょうか⁈
御神火祭は不思議の世界でした。